Eventory のライブ配信方法について | Eventory(イベントリー)

Eventory のライブ配信方法について

 こんにちは、Eventory Japan CTOの渡邉です。今日はよくご質問をいただく、オンラインでのライブ配信方法について少しお話したいと思います。Eventoryではお客様のニーズに応じて、多彩な配信方法を用意しております。それぞれの特性を理解した上で、最適な配信方法を選択していただければ幸いです。なお、できるだけ多くの人に見ていただきたいため、技術的な用語は極力使わないようにしています。場合によっては技術的な説明が不十分である箇所もあると思いますが、その点は何卒ご容赦ください。

利用可能なライブ配信方法

 ではまずEventoryで利用できるライブ配信方法は下記の通りです。

1.Eventory ストリーミング (RTMPを使ったストリーミング)
2.Eventory バーチャルルーム (WebRTC)
3.Eventory ウェビナー(WebRTC)

 RTMP、WebRTCという技術を使ったストリーミング双方に対応しているのが特徴です。この用語にはなじみのない方もいるかもしれませんので、それでは早速それぞれの配信方法について説明します。

Eventory ストリーミング (RTMPを使ったストリーミング)

 Eventory ストリーミングは技術的には最も一般的なストリーミング配信方法をベースにしています。Youtube やニコ生など皆さんが普段見ているライブ配信と同じ形式です。こちらはまずサーバー側にRTMPというプロトコル(データを送るための仕組み)を使用して映像データを流します。サーバー側は受け取った映像データを多くの人に配信する役割を担っています。また、様々なインターネットの環境に合わせて映像品質を落としたのものを複数準備して配信します。

イメージ図

 この方法のメリットとしては、どのような視聴環境においても比較的途切れずに、また何千、何万という単位でも動画を配信することが可能であることです。

 逆にデメリットとしては、映像をRTMPに変換してサーバーに流すために少し作業が必要な点です。一般的には OBS Studio などのソフトウェアで流したり、またZoomでもPro以上のライセンスではZoomの映像をRTMPで外部サーバーに流すという機能が実装されたりしています。

 また、どうしてもサーバー側に一度渡してそこから変換作業と配信が行われるため、配信側と視聴側の間に若干のタイムラグ(遅延)が生じます。この配信方法の場合、視聴者とリアルタイムでのやりとりはテキストチャットに限られるためそれが大きな支障になることはほぼありません。チャットでは何か質問をしたら少し待つなどの運用を行う形となります。リアルタイム性が求められる配信については、次に説明するバーチャルルーム、ウェビナーをご検討ください。

Eventory バーチャルルーム (WebRTC)

 Eventory の「バーチャルルーム」形式とは簡単に言うとWeb上でリアルタイムにビデオ通話ができる Zoom のようなものです。特別何かアプリを入れなくても、ブラウザーだけで手軽に利用することが可能です。

 この方法のメリットはZoomなどで皆さんもイメージしていただけると思いますが、手軽さとリアルタイム性です。視聴者と会議のように会話しながら進めたいセッションについてはこの方法が選択肢となります。WebRTCという技術をベースにしており、Webカメラの映像とマイクの音声をブラウザーを通じてやり取りすることが可能となるものです。このWebRTCという技術を最近のChromeやEdge,Firefox,Safariといったブラウザーではサポートしているため、ブラウザーを通じて手軽にビデオ通話を行うことが可能です。

 デメリットとしては参加人数がストリーミングよりも制限があります。この方法の場合にはどうしてもすべての視聴者の間でデータを受信するだけでなく、自分の音声や映像を送信する必要があります。そのため人数がある程度制限されます。これは、Zoomが無料版で最大100人までとなっているのと同様です。(2023年1月現在)また、どうしても安定性は前述したRTMPを利用したストリーミング形式である Eventory ストリーミングよりは欠ける面があります。皆さんもビデオ会議などで参加者の人の映像が少し途切れたりといった経験はあると思いますが、そのようなイメージです。

Eventory ウェビナー (WebRTC)

 Eventoryの「ウェビナー」形式は基本的にはバーチャルルームと同じなのですが、視聴者側はビデオ通話はオフになったモードです。スピーカーのみ入室可能なリンクを発行し、その中でスピーカーはバーチャルルームと同じように自由にマイクとカメラをオンにして発言が可能です。

 この方法のメリット・デメリットも基本的には前述した「バーチャルルーム」機能に準じます。参加者全員がデータを送信するわけではないので、理論上安定性はバーチャルルームよりは上がると思いますしネットワークに求められる帯域もそこまで必要ありません。ですので、参加者全員が自由に話したりする必要がなく気軽にウェビナーを開きたい場合にはこちらをご検討ください。

その他の形式

 Eventoryではその他にも、「埋め込みプレーヤー」や「外部リンク」といった方法で外部のライブ配信サービスを利用することが可能です。こちらに関しては別の記事にて説明する予定です。

 このように、Eventoryは多様な配信のニーズにお応えできることもメリットの一つです。弊社製品を利用する上で、もし何か不明な点があればお気軽に営業もしくはカスタマーサポートデスクまでお問い合わせください。

この記事を書いた人

渡邉 英伸 – CTO, Eventory Japan
学生時代2ちゃんねるなどのインターネット掲示板の黎明期に独学で掲示板プログラムを開発・運用したことがきっかけでテック業界に。子供向けにはプログラミング教室 「CoderDojo 東京中央」を主催。Eventory では開発・ローカライズ・オペレーション・技術エスカレーション・本社開発チームとの折衝など DevOps 周りを担当。Profile: Linkedin Facebook Amazon Nikkei

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