イベントの成功度を測るには?
イベントは強力なマーケティングツールになり得ます。しかし、その成功を証明し、今後のイベント戦略を最適化するためには、レポートと分析を活用することが重要です。このページでは、バーチャルイベントの評価指標を計測する方法についてご紹介します。
イベント後のアンケートの実施
洗練されたイベントテクノロジーは、参加者の行動や活動を記録するスマートなレポート機能を備えていますが、必ずしもイベントに対する参加者の感情を把握できるわけではありません。イベントの成功度を測る方法のひとつに、イベント後のアンケート調査があります。 イベント終了後すぐに簡単なアンケートを実施し、イベント体験に関する参加者の意見を収集しましょう。さらに良い結果を得るためには、お礼のメールにアンケートを添付することを検討してください。アンケートの内容は簡潔にまとめ、イベントのスポンサーや出展者向けのアンケートを別途作成するようにしましょう。 このアンケートのデータを使って、次回のバーチャルイベントの内容をさらに充実させることができます。
参加者への投票
ライブ投票は、イベント中の参加者の満足度やエンゲージメント、イベント全体の成功を測定するためにも有効なツールです。ライブでアンケートを取ることで、セッションの成功度や、講演者の内容に対する参加者の印象などを知ることができます。適切なイベントテクノロジーには、ライブ投票を行うためのアプリが含まれており、リアルタイムでイベント中の体験を改善するための洞察を得ることができます。
ソーシャル・メディアの活動をモニターする
イベントの成功を測る方法のひとつに、ソーシャルメディア上でのメンションや再投稿などを追跡することがあります。イベントを企画する際には、イベント関係者や出展者がSNSでイベントを宣伝したり、イベントの体験をフォロワーと共有できるよう、独自のハッシュタグの作成が有効です。
登録者数と出席者数を調べる
登録者数と出席者数は、イベントの成功度を計測する簡単な方法です。また、イベントごとに登録者数と出席者数を比較することで、長期的なイベント戦略に役立てることができます。例えば、9月に開催したイベントは2月に開催したイベントよりも参加者が多いのでしょうか?あるいは、複数のアジェンダ・トラックを持つイベントの方が、1つしか持たないイベントよりもパフォーマンスが高いのでしょうか?また、参加形態別に登録者数と出席者数を比較することもできます。例えば、展示会場限定パスと会場共通パスでは、どれくらいの参加者がいるのでしょうか。この情報は、今後のイベントにおける価格設定や参加レベルの戦略を考える上で役に立ちます。
諸経費と収益の比較
イベントの成功度を測るもうひとつの方法は、諸経費と収益を比較することです。イベントが大きな利益を生んだ場合、理由を理解し、そのイベントの「公式」を再現することをお勧めします。さらに、キャンペーンやプロモコードごとに収益を調べると、どのイベントマーケティング戦術が最も効果的だったかを理解するのに役立ちます。
スポンサーとの相互作用の評価
イベントスポンサーとの良好な関係を維持することは、長期的なイベント戦略を成功させるための鍵です。そのため、予約されたデモやブース訪問を追跡したり、イベント後のアンケートやライブ投票でスポンサーに関連する質問をしたりすることをお勧めします。
講演者のエンゲージメントを測定
セッションの視聴回数やセッションの評価を測定することで、アジェンダに含まれるスピーカーに対する参加者の満足度を測ることができます。さらに、ライブ投票、ライブ視聴者の反応、セッション後のアンケートなど、参加者がスピーカーに関与できるようにすれば、より多くのフィードバックを得ることができます。またイベントがハイブリッドである場合は、平均視聴時間、ページビュー、バーチャル参加と対面参加の比率など、セッションの指標を分析するのもよい方法です。これらの指標から、トピックやセッションの長さなど、人気のあるセッションの共通点を発見し、洞察を今後のイベントアジェンダに反映させることができます。
リピーターの数を調べる
イベントのリピーターの数を評価しましょう。この数値が高ければ、あなたのイベントは明らかに価値あるものを提供しています。リピーターの数が少ない場合は、なぜ参加者が減ってしまったのか、その原因を調べる必要があります。イベントの開催日や場所を変更したり、人気のあるアクティビティを削除したりした可能性があり、再考する必要があります。
セールスリードと新規商談のレビュー
イベントに対する参加者の満足度を評価することは非常に重要ですが、イベントがどれだけのセールスリードや新規商談を生み出したか、またこれらの商談の金額も測定する必要があります。これらの測定基準は、マーケティングの影響を受けた、あるいはマーケティングによって生み出された収益を計算するのに役立ちます。そして、将来のイベント予算のビジネスケースを構築するのに役立ちます。
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