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LP(ランディングページ)作成のための5ステップ

イベントのランディングページを作成し、潜在的な参加者まで展開し、コンバージョンさせたいと思いませんか?ランディングページ(または参加登録ページ)とは何か、そして、潜在的な参加者をリードに変えるLP(ランディングページ)の作り方について説明します。

バーチャルイベントのランディングページとは?

 LP(ランディングページ)とは、イベントの詳細情報を記載したフライヤーのような役割を担うページです。いまだ、参加者集客のためにイベント情報と参加登録のために別々のランディングページを利用している企業があります。現状、バーチャルサミットやカンファレンスでは、この2つを組み合わせて、イベント登録のためのワンストップショップを作り、販売の障壁をなくし、リードがファネルから外れてしまうのを避けることができます。バーチャルイベント・ランディングページとは、イベントへの参加を申し込むことで、参加者をコンバージョンさせるページです。バーチャルイベントのランディングページは、以下のような構成になります。

  • ヘッダー:イベントの説明
  • Aboutセクション:WhatとWhyのアウトライン
  • スピーカーセクション:スピーカーの経歴とアジェンダ
  • 登録フォーム:CTA(行動喚起ボタン)と参加動機他についての質問
  • サンキューページ:アップセルの機会獲得

専門家のアドバイスを受けながら、前述の各側面を詳細に掘り下げ、コンバージョンの高いランディングページを作るために必要な重要な要素についてお教えします。

1. ヘッダー:キャッチーで注目を集める見出しを使う

ヘッダーはヘッドライン、小見出し、そしてCTA(行動喚起)3つのパーツで構成されています。

ヘッドライン

 主な見出しは、あなたが提供するイベントの価値について、潜在的な参加者にすぐに伝わりやすい設定にしましょう。イベントから何を学ぶことができるのか、誰から学ぼうとしているのか、もしイベントで自分のバーチャルサミットを運営し、6桁の収益を上げる方法を教えるというものであれば、次のような興味を引きやすい見出しをつけるかもしれません。

『10万ドルの収益をもたらすバーチャルサミットを作る準備はできていますか?専門家から学ぼう。』『10万ドルの収益を上げ、Eメールリストを200%増やす方法を、バーチャルイベントの専門家から学びましょう。』

小見出しとCTA

その下の小見出しには、イベントの日時やその他の関連情報を追加し、その後に「イベントに参加登録する(無料)」または「登録はこちら(推定2分)」といったCTAボタンを追加します。以下は、Hootsuiteのバーチャルイベントでどのようにヘッダーセクションを作成したか、その一例です。

「Hootsuite’s Future of Social」

2. セクションの概要:優れたセールスコピーでコンバージョンを高める

 LPでは、2つの趣旨を伝える必要があります。「なぜ参加者は新しくバーチャルイベントに申し込むべきなのか」「参加者はイベントから何を得られるのか」です。ウェブコピーは、洗練された、販売促進を目的としたもので、参加者にイベントに参加したいという感覚を与えるものでなければなりません。この項目が実は重要で、セールスコピーに時間とリソースを費やすことは、何千人もの参加者を獲得する上で十分な価値があるのです。

なぜ参加するのか?

このコピーは、「イベントについて」セクションとしても知られており、潜在的な参加者がなぜあなたのサミットに数時間/数日を費やすことを選択するのかを説明する必要があります。以下は、「参加する理由」と「イベントについて」セクションの例です。

BambooとGlassdoorのHR Virtual Event Powered by 6Connexの例
UXPinが毎年開催するデザインシステム「UXPinバーチャルサミット」 参加のメリット

何を学ぶことができるイベントなのか?

このセクションでは、参加者がイベントから何を得ることができるかを明確に記載します。この情報は、通常、箇条書きやチェックマークで表現します。

3. スピーカー詳細:トップスピーカーとアジェンダを表示する

 基調講演が一番のセールスポイントになることもあります。トップスピーカーとその役職、そして所属する会社について必ず触れてください。加えて最適な結果を得るために、講演者の経歴、最大の功績、イベント中に扱う内容のアイデアを必ず記載しましょう。スケジュール重視の人のために、バーチャルサミットのアジェンダを追加することもできます。

バーチャルイベント登壇者紹介の例①
バーチャルイベント登壇者紹介の例②
「 Eventoryで開催する スケジュールアジェンダ詳細」

4. 参加登録時のフォーム設定

参加者がサインアップしたときに得られる登録フォームの設定は徹底的に!イベントでは常に簡単に登録できるようにする必要があります。登録ページには2~3個のCTAボタンを設置し、「今すぐ登録する」「無料で登録する」「2分で登録完了」など、参加者に手間がかからないと認識させ、即時登録を促します。定員を設けるのも有効な手段でしょう。できるだけ簡単に情報を入力できるようにすることをおすすめします。過去に何人の参加者が登録したか、登録したことがあるかという数字を標記することで、参加者の登録意欲が上がることが立証されています。

バーチャルイベント登録フォーム

参加者があなたのバーチャルイベントにサインアップするとき、彼らは基本的にあなたのビジネスのための適格なリードとして自分自身を識別していることを忘れないでください。この機会を利用して、リードから貴重なデータポイントを見つける必要があります。通常の質問(名前、Eメール、会社名、職種、従業員数)に加えて、以下のような質問を追加することを検討してください。

●ライブQ&A運営用のパーソナライズされた質問

 参加者にスピーカー宛のQ&A用の質問を作成してもらうことで、バーチャルイベントにユーザー体験を追加すると同時に、参加者(潜在的なリード)が何を最も有用または興味深く感じているかについての洞察を得ることができます。この情報を分析して、イベント前後で、参加者の興味のあるコンテンツを特定・作成し、彼らが関心を持つことを確信できます。

●スピーカーの推薦

 バーチャルカンファレンスやイベントに、誰をスピーカーとして招待したらいいかわからないときはオーディエンスに尋ねてみてください。彼らは、自分がフォローしているインフルエンサーを誰よりもよく知っています。そうすれば、オピニオンリーダーを探すための追加調査の時間を節約できるとともに、参加者にイベントの議題に対する発言権を与え、あなたの会社にとって新しいパートナーシップにつながるかもしれません。データは多ければ多いほどいいのです。

5. サンキューページの作成

 登録完了ページの作成まで手を抜かないでください。サンキューページは、参加者が登録し、情報を収集した後に表示され、登録の確認をEメールで受け取ることを伝える必要があります。参加登録後、サンキューページにホワイトペーパーやイベントに関連する非公開ビデオを展開しておくことで参加満足度に直結するでしょう。もちろん、参加登録特典を設ける場合にはLP(ランディングページ)への記載もお忘れなく。これは、参加者があなたの会社が主催するイベントに参加する前に、あなたのブランドを感じてもらうための良いウォーミングアップにもなります。

また、サンキューページを使って、新たな参加者特典を提供することもできます。

  • プライベート・インタビューへのアクセス
  • スピーカーによるライブトレーニング
  • 物理的なグッズをドアに直接送る
  • 通年で全セッションにアクセス可能

 

バーチャルサミットのLP(ランディングページ)で参加者に好印象を与えよう!

ひとりの参加者がLP(ランディングページ)を訪問するチャンスは一度きりです。イベントのランディングページを作成し、コンバージョンを獲得することで、営業やマーケティングチームにとって付加価値のあるものにしましょう。

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