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ウェビナーの効果的なプロモーション 10Tips

ウェビナーは、その言葉の説明が不要であるくらい一般的な用語になってきました。この記事では前後編にわけて、ウェビナー開催事例をご紹介しながら、推奨ツールやテクノロジーを紹介し、次回のイベントの質を高めるお手伝いをします。

ウェビナーは、マーケティング担当者がターゲットとする人々を惹きつけるための、最も汎用性の高いツールの1つです。『Live Webinar』によると、少なくとも83%の米国のマーケティング担当者がウェビナーは効果的であると評価しています。正しく実施すれば、ウェビナーはブランドの認知度を大幅に高め、組織や担当者を市場のソート・リーダーとして位置づけることができます。プレゼンテーションの開催からトレーニングの実施まで、ウェビナーはコンテンツを共有し、つながりを生み出す最も強力なメカニズムの一つであり、言うまでもなく、最も費用対効果の高い、使いやすいものの一つです。

1. ターゲットオーディエンスを知る

 ウェビナーを宣伝する際によくある失敗は、ターゲットオーディエンスのニーズを理解できていないことです。イベントの概要を決定する際に、ターゲットとする視聴者を定義し、その視聴者の習慣や欲求を調査しておくことが大切です。彼らの外発的動機と内発的動機を知ることで、彼らの課題を特定することができます。そして、ウェビナーのコンテンツがこれらの課題をどのように解決するのかを、キャンペーンで明確に伝えることができます。ウェビナーを開催することを目的とするのではなく、「何を目的としているのか」、成功を定義してから計画をたてることがポイントです。

〇プロからのアドバイス

 ソーシャルメディアを使い、参加者の生の意見を集めましょう。ターゲット層がデジタル上での会話で使っている言葉、例えば「pokemon sleep」「threads」(注:メタバース内で友達と気軽にコミュニケーションを取れる今注目のアプリ)などを特定し、マーケティングに取り入れましょう。あなたが彼らと同様の温度感で会話ができることを、オーディエンスに知ってもらうのです。

2. ソーシャルメディアを正しく利用する

 ウェビナーを宣伝する最も効果的な方法の1つは、ソーシャルメディアを利用することです。プラットフォームへの通常の投稿にとどまりません。ソーシャルメディア上でウェビナーを差別化するには、ウェビナーの目的を明確に伝えるために、オリジナルのグラフィックやビデオを使用すること。各投稿にはわかりやすいCTA(注:call-to-action/行動喚起ボタン)を設け、視聴者が登録方法を把握できるようにしましょう。

〇 ソーシャルメディアでウェビナーを宣伝する

 予算に余裕があれば、ソーシャルメディアに有料広告を掲載することも検討しましょう。有料広告では、CRMに登録されている人、または最近ウェブサイトやLinkedInのページなどを訪れた人を再ターゲットにすることができます。また、業界のインフルエンサーと提携し、彼らのチャンネルでウェビナーの宣伝を依頼することもできます。どちらの戦略も、参加者を増やし、リーチを広げるのに役立ちます。ウェビナー用にブランドのハッシュタグを作成し、販促キャンペーンでそのハッシュタグを使用するようにしてください。ハッシュタグは、あなたのイベントへの注目を集め、コミュニティ意識を育むのに役立ちます。

3. ランディングページ(LP)の優先順位

 LPには、参加者がウェビナーから何を学べて何を得られるかを説明するキャッチーな見出し、スピーカーを紹介する議題の概要、そして明確なCTAを掲載します。CTAが多すぎて聴衆を混乱させることのないようにしてください。

〇ランディングページ(LP)を構成する

 チラシやCMなどの宣伝と同様に、人目を引くグラフィックやビジュアルを作成しましょう。ティーザー動画がある場合は、それを含めてください。wyzowlによると、95%のマーケティング担当者は、動画を投稿してコンテンツ戦略に加えることで、リードを生み出すことができたと回答しています。また、ページには2-4個のソーシャル共有ボタンを追加し、ウェビナーのLPをソーシャル・チャネルで共有するように促します。共有ボタンを入れることのもうひとつのメリットは、社会的証明を高めることです。共有回数を表示すれば、LPの訪問者は、他の人があなたのページをどれだけ頻繁に共有したかを知り、その体験を価値あるものとして直感することができるのです。

4. ハイブリッド開催の検討

 従来、ウェビナーはバーチャルで開催されていました。ただハイブリッドイベントが人気になり、オフラインの参加者を取り込むことで、「WOW(驚き)」の要素を高め、参加者数とエンゲージメントを増やすことができます。また、ハイブリッド型ウェビナーは、参加するために移動する必要がないため、依頼が困難な講演者を確保するのにも最適です。ハイブリッド ウェビナーは、単なるライブストリーミングイベントではないことに留意してください。このイベントは、対面式の参加者だけでなく、オンラインでも有益なプラットフォームで運営されるべきものなのです。

〇ハイブリッドウェビナーを促進する

 イベントに参加する主な理由のひとつは、人脈づくりです。イベントを計画する際には、オンラインとオフラインの聴衆の「タッチポイント」をいくつか特定し、最先端のイベントテクノロジーを活用してウェビナーを開催しましょう。適切なソリューションであれば、チャット、連絡先交換、Q&A、投票、ダイレクトメッセージなどの機能を通じて、オンラインとオフラインの聴衆が交流することができます。
 ハイブリッド形式のウェビナーは、ビジネスに対するグローバルなアプローチと柔軟性を証明することで、組織の差別化を図ることができます。 これは、イベント終了後に特に重要です。適切なイベント技術を用いれば、会場にいる参加者がオンラインの参加者とネットワークを構築し、ネットワーキングの機会をグローバルに広げることができます。また、ハイブリッド ウェビナーフォーマットを「buy-one-get-one(一つ購入すると一つが無料)」または「value-add(特典価値)」として宣伝し、ウェビナーのコンテンツを単に消費するだけでなく、オンラインとオフラインの参加者が互いにつながり、ネットワークを構築できるという点を強調しましょう。これは、遠隔地にある企業で、従業員が世界中にいる場合に非常に有効です。ある社員はリアルに参加し、別の社員はバーチャルで参加することができます。双方にメリットがあるwin-winな形式なのです。

5. イベントのモバイル化

 想定できる参加者層の圧倒的大多数は、スマートフォンやタブレットを利用している可能性が高いでしょう。しかし、LPのようなマーケティングコンテンツは、モバイル端末とノートパソコンやデスクトップではレンダリングが異なる場合があります。販促用コンテンツがモバイル向けに最適化されていないと、メッセージが正しく表示されなかったり、意図したとおりにコンテンツに接することができなかったりするリスクがあります。そのため、メールキャンペーン、LP、登録ページなど、すべてがモバイル向けに最適化されていることを確認してください。

〇アプリケーションの活用

 Eventoryプラットフォームでは、モバイルイベントアプリを利用できます。Eventoryモバイルアプリは、イベント管理、組織化、プロモーション、レポート作成などを効率化するためのツールのエコシステムを提供します。モバイル対応のプレイベントマーケティングと聴衆の登録で、イベント中のエンゲージメントツール、イベント後のマーケティング、イベントの統計とレポートなど、イベントのワークフローをすべて合理化し、イベントを一歩先へと導きます。文字通り、指先で操作できるパワーがあるのです。

6. ブログの効果を忘れない

見込み客との接点が多ければ多いほど、見込み客がコンバージョンしてウェビナーに参加する可能性が高くなります。Salesforceによると、リードを生み出すには6〜8回のタッチポイントが必要なため、ウェビナーの認知度に比例して、参加してもらえる可能性は高くなります。ウェビナーについてブログ記事を掲載することで、SEO対策とウェブサイトのトラフィックを利用して認知度を高め、潜在的な参加者にもう1つのタッチポイントを提供することができるのです。

〇ブログでウェビナーを宣伝する

ブログ記事では、ウェビナーの内容が「全体像」とどのように関連しているかを伝え、イベントの価値提案を繰り返し説明する必要があります。投稿には、ウェビナーのLPにリンクする行動喚起を少なくとも2つ含め、Eメールやソーシャルメディアなど、通常のマーケティング・チャネルを通じてブログ投稿を宣伝するようにしてください。また、ウェビナーのプレゼンターの1人にゲスト・ブログの執筆を依頼し、そのブログ記事を自分のネットワークに宣伝するよう促すことも検討できます。  ウェビナー終了後は、オンデマンドで視聴できるようにし、ブログを使ってウェビナーのコンテンツに継続的にアクセスできるようにすることも重要です。

7.社員のプロモーションを促進

 社員にもウェビナーの宣伝をしてもらいましょう。投稿、引用、動画ティーザーなど、ビジネス用ソーシャルメディア用にさまざまなタイプのコンテンツを作成し、社員に各自のソーシャルメディアでコンテンツを共有するよう依頼します。コンテンツは、全社的な電子メールで公開するか、Slackチャンネルに投稿して、全員にコンテンツと投稿の手順が行き渡るようにします。すべてのチャンネルのソーシャルメディアコンテンツを一つのプラットフォームに配置して、社員がワンクリックでログインしてコンテンツを共有できるようにすることができます。社員によるプロモーションの利点は、簡単に拡張でき、広告費をかけずに露出を増やすことができるため、登録者数あたりのコストを削減できることです。

〇アドバイス:グローバルな組織であれば、複数の言語で社員が投稿できるようにしましょう。社員は「自分だけの」投稿を共有しやすくなり、イベントへのリーチが広がります。

8. 電子メールの送信

 たくさんの新しいデジタル・ツールが登場していますが、Eメール・マーケティングは、ターゲット層に到達し、ウェビナー登録を促進するための費用対効果の高い方法であることに変わりはありません。オプトインした人にメールを送るため、受信者はすでにあなたのブランドについて知っている可能性が高いことを忘れないでください。また、ウェビナーの価値に焦点を当て、「なぜ参加する必要があるのか」という質問に答えるような内容にしましょう。

〇メールでウェビナーを宣伝する

また、メール配信の戦略を考え、一定期間ごとにプロモーションを行うメール配信カレンダーを作成しましょう。こうすることで、大量のプロモーションが受信箱に殺到するのを防ぐことができます。また、送信日時にも気を配ることを忘れないでください。例えば、ターゲットが企業のプロフェッショナルであれば、月曜日の朝にプロモーションメールを開封する可能性は低くなります。

9. インセンティブを提供する

 ウェビナーを宣伝することは、リードを生み出し、ビジネスを成長させるための素晴らしい方法ですが、情報を発信するのは難しいものです。ウェビナーを宣伝するための効果的な戦略の1つは、電子書籍、ウェビナー・チェックリスト、無料体験、登録割引などのインセンティブを提供することです。ウェビナーに申し込むのと引き換えに、これらを提供します。ただし、インセンティブは、ウェビナーのテーマに関連し、参加者が価値を見出すようなものを選ぶようにしてください。

〇ヒント:登録だけでなく、出席にもインセンティブを与えましょう。登録だけして参加しない人よりも、ライブで参加した人の方が質の高いリードとなります。

10. スピーカーの功績を紹介する

 イベントのプロモーションで最も見落とされている方法のひとつが、スピーカーの功績を紹介することです。スピーカーの功績は、潜在的な聴衆に信頼と信用を与え、より多くの登録を促すことができます。ほとんどの賞や認証には、ブランドのデジタルロゴやバッジがあります。これらのロゴやバッジを、ウェブサイト、ソーシャルメディア、電子メール、パンフレットなど、イベントのマーケティングに利用しましょう。また、講演者が受けたメディア報道へのリンクや、講演者のニュースレター、ウェブサイト、ゲストブログ投稿、LinkedInページ、ポッドキャスト、書籍、プレゼンテーションへのリンクも掲載しましょう。ヒント:ロゴやデジタルバッジに加え、特にソーシャルメディアでは、引用文、ビデオクリップ、サウンドバイトを利用しましょう。

適切なイベント・テクノロジー・プロバイダーと提携する

 次回のウェビナーの認知度を上げ、登録を促進する効果的な方法は数多くあります。適切なイベントテクノロジープロバイダーは、ベストプラクティスを共有し、Eメール送信ツールやモバイルアプリを使用した登録など、マーケティングをサポートすることができます。

 Eventoryでは、イベント体験への独自のアプローチと年中無休のライブチャットやその他のツールのサポートを通じて、次回のウェビナーを確実に成功させることができます。イベント主催者とそのチームがなぜEventoryを選ぶのか、今すぐバーチャル・イベント・プラットフォームのデモをリクエストしてください。

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