導入事例 株式会社エバーアド様 | 【公式】Eventory(イベントリー日本版)

導入事例 株式会社エバーアド様

参加者への丁寧なサポートとアフターフォロー、視聴するだけに終わらない相互コミュニケーションを目指したオンラインイベント

株式会社エバーアド 

白山様(人材紹介事業部/リーダー)

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株式会社エバーアド 

藤原様(管理本部/一般社員)

株式会社エバーアドは、美容医療専門の医療人材マッチングのプロフェッショナルとして活動する、美容クリニック、医療専門の人材紹介会社です。クリニック・医師・看護師それぞれの立場で抱いている課題を読み解き、価値ある出会いを支援するだけでなく、経営者・責任者の方と深くシンクロし、あらゆる経営課題に対して共に一つひとつ乗り越えるサポートを提供しています。

同社が実施する取り組みの一環として、美容クリニック専門の看護師転職サポートサイト「美容外科求人ガイド」主催のオンラインイベント、「美容医療業界専門 看護師オンライン転職フェア」があります。このイベントは看護師の皆様を対象にし、様々なクリニックを知っていただくことを目的とした、医療領域と看護師の架け橋となるネットワークイベントです。細やかなフォローアップを実施するため、参加人数を100名程度に限定し、個別のコミュニケーションやアンケートなどを通じて、イベント開催後も充実したサポートを提供しています。

この度、イベント「美容医療業界専門 看護師オンライン転職フェア【美容外科求人ガイド】」のプラットフォームとしてEventoryをご採用いただきました。運営をご担当されている鳥居様、白山様、藤原様にお話をお伺いしました。

登壇者のブッキングを避けたい。参加者のデータを細かく追ってフォローに繋げたい。

これまではzoomを使った普通のウェビナーを年間4回ペースで開催していました。zoomはセミナーを配信するだけのツールなので、オンラインイベントの運営管理などはすべて自社担当者がマンパワーで行っていました。その中で改善したい点が複数浮かび上がり、その課題解決のためにいくつかのツール導入の検討を始めました。ツール導入検討の大きな理由の一つとして、登壇者であるクリニックの人事ご担当者様方が競合するケースがあるため、参加時間の重複を避け、イベント会場(チャンネル)内でのバッティングを回避したいという点です。Zoomなどの既存ツールではこれが困難であり、トラブルを避けるためにも解決が急務でした。

もう一つの課題は、自分たちだけで運営していると、どうしても動画を配信するだけになってしまいがちで、参加者である看護師の方々はもちろん、登壇される医師やクリニックの方々にもあまりフォローアップができていないことでした。イベント終了後も関係を継続するためのアプローチや、参加者データの詳細な収集と分析ができるツール導入の検討が必要と考えていました。

Eventoryでは、視聴ログやアンケート機能などを活用した参加者のニーズ把握や、将来のイベントに役立つデータの収集など、参加者の動向を追跡しやすい多くの機能を備えています。データ収集から分析、フォローアップまで幅広い活用が可能であり、その点に強みを感じました。

他社のイベント運営ツールと比較検討する中で、ウェビナーのライブ配信を行う場合、多くのツールが別途Zoomなどの映像配信ツールを使用する必要があり、これにより設定やコミュニケーションが複雑になる懸念がありました。この点で、Eventoryの魅力は、運用管理と配信を1つのツールで統合できることであり、費用対効果も非常に高いと考え、採用を決定しました。

運営面の課題解決と視聴者の利便性の向上への寄与

今回のイベントでは、複数の登壇者(クリニック)が異なるセッションで講演を行いましたが、一つの配信チャンネルで視聴者が入りっぱなしで次々と講演を聴く仕組みが取られました。これは、リアルなイベントで同じ会場で講演を聴くことに近い体験であり、会場内で座りっぱなしで講演者が変わる状況に似ています。視聴者(参加者)側は会場を移動する煩雑さがなく、途中で離脱するリスクも低減したかと思います。

登壇者は順次チャンネルに入退室しましたが、特に問題なくスムーズに交代が行えました。このアプローチにより「登壇者がかち合うことを防ぎたい」という要望と視聴者の利便性向上の両立が実現されたと思います。長時間にわたるセッションの開催でしたが、グループチャットや質問機能が活発に使用され、匿名質問やアイコンを用いたリアクションなどのコミュニケーション手段も積極的に活用されました。リアクションボタンを使って「good!」などと絵文字アイコンをチャット内に浮上させるような形で参加者からのリアクションがあると、登壇者にとっても話すモチベーションアップにもつながり、対面でのイベントに近い雰囲気が生まれ、盛り上がりを感じました。

>グループチャットでのやり取りだけでなく、イベント終了後にも分科会やコミュニケーションを続ける機能、ブース機能などを活用することで、イベント時間外に情報収集や企業ページ閲覧が可能となります。これにより、参加者のニーズに合わせたフォローアップが可能であり、今後の試みとして検討いただけたらと思います。

オンラインイベントの可能性の拡大

コロナ禍の影響でオンライン開催に切り替えましたが、以前はリアルイベントを2回実施した経験があります。しかしながら、状況が徐々に正常化しつつある現在でも、オンラインをベースに考えていきたいと思っています。

その理由として、費用と広がりの面でのメリットが挙げられます。一度の配信で全国の美容クリニックを紹介でき、全国の看護師の方々にアプローチできることは、大きなメリットだと考えています。確かにリアルイベントにはそれなりの魅力も存在し、特に登壇するクリニック人事ご担当者様の立場からすれば、参加者と直接対話し、現地でオファーするなどのコミュニケーションが可能であり、これは非常に魅力的です。そのあたりの密なコミュニケーションに期待する声もありますが、ただ、エバーアドの強みとして、他社との差別化を図るため、オンラインイベントを最大限に活用し、独自のコミュニケーションとフォローアップを提供していきたいと考えています。

今後はセミナーの提供を超え、選ばれる企業として更なる展開を目指す

参加者の声を多く集めるために、プレゼント企画などの導入やアンケートへの回答率向上を図る一方で、個別のチャットを通じて質問を受け付け、必要な情報を提供するなど、個々のニーズに合ったコミュニケーションを丹念に実施しています。

エバーアドは単なる配信会社ではなく、人材紹介企業であり、オンラインイベントを通じて、私たちを頼っていただき、最終的には美容業界の就職活動において、私たちのサポートを活用していただけるようなアプローチを目指しています。こうした取り組みを通じて、今後のEventoryの活用方法に関するアドバイスもよろしくお願いします。

視聴ログだけでなくアクション履歴を参加者に紐付けることができるなど、細かい参加者データが取れるEventoryの特徴を活かし、データを活用したアフターフォローなども是非検討したいです。現在はデータの収集段階にあるものの、アンケートへの協力が多く、この情報は看護師の方々との面談においても有益に活用されています。また、クリニック側にも、採用プロセスに役立つ具体的情報を提供できる可能性があると期待しています。

>今後Eventoryを利用する際には、出展者ブース機能を設定することで、クリニックごとにカタログ資料や画像を掲載し、セミナー開催前後でアプローチできる環境を整えることができます。また、この機能を通じてクリック履歴を収集することで、アクティビティデータを活用して、どの参加者がどのブースの情報に興味を示し、何回クリックしたかといった情報を取得し、絞り込んだアプローチメールを送るなどの施策を展開することも可能になります。

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