導入事例 Vpon JAPAN株式会社様
業界の垣根を越えた官民連携を実現
~日本政府が推進するクールジャパン戦略のデジタルシフト機運を高め、加速させるハイブリッドイベント~
Vpon JAPAN株式会社は、データの需要と供給を結びつけるデータエコシステムを提供し、世界No.1のデータカンパニーとなることを目指しています。データの取引、分析・活用を通じ、さまざまな企業の経営効率の向上、新しい可能性の発掘、リスク回避などのサポートをしています。
この度、「クールジャパンデータ&デジマケまつり2022」にてEventoryをご活用いただきました。イベント運営をご担当されたマーケティングチームにお話をお伺いしました。
クールジャパン戦略の課題解決を推進するイベント
Vpon では、業界の垣根を越えて、同社が得意とする分野であるデジタルマーケティング領域と「クールジャパン」を掛け合わせたイベント「クールジャパンデータ&デジマケまつり2022」の実行委員を務めています。日本政府が推進する「日本の素晴らしい文化、プロダクト、観光資源を世界中に届ける」というクールジャパン戦略をさらに広めていくためには、データ & デジタルを活用した的確なデジタルマーケティングが必要不可欠です。各国が同じように外需を獲得する動きを強力なデジタル化で推し進める中、日本も官民がタッグを組み推進していく必要があります。
「クールジャパンデータ&デジマケまつり2022」は、クールジャパン戦略を推進する自治体・団体・企業のご担当者様をはじめ、デジタルマーケティングを活用した訪日観光・海外展開事業にご興味のある方々などをターゲットに、デジタルマーケティングの成功事例を紹介しつつ、課題解決を推進していく場を作ることを目的としています。
※クールジャパンとは
世界から「クール(かっこいい)」と捉えられる(その可能性のあるものを含む)日本の魅力を発信する取り組み。「食」「アニメ」「ポップカルチャー」「新幹線」「伝統工芸」「有名観光地」など典型的に思い浮かべられる魅力に限らず、「渋谷スクランブル交差点」といったスポットから、「路地裏の風景」「弁当箱」「部活」といったものまで、日本人には当たり前のものでも、世界の人々から「クール」と捉えられているものすべてを対象としています。
コロナ禍の中、やっと実現したハイブリッドイベント
クールジャパン機構から認証いただき、Vponが活動を開始したのが2020年、その当時から業界の垣根を超えたリアルなコミュニケーションの場となるイベントを開催したいという思いがありました。しかしながら2020年はちょうど新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた真っ只中で、リアルで会場に参加者が集まるオフラインでのイベント開催は難しいタイミングでした。
2022年になり、市場の情勢がリアルイベントの開催を検討できる方向に変わってきたことで、オンラインだけでなく参加者が参加方法を自由に選択できるハイブリッドでのイベント開催を計画できるようになりました。
Eventory採用の決め手
オンラインとオフライン、ハイブリッドでのイベント実施を検討する上で、その両方を同じプラットフォームで管理できるところがEventoryを採用した決め手でした。
また他のイベント管理ツールとも比較検討を行いましたが、費用対効果的にもメリットがあり、さらに使いたい機能を網羅できてバランスが良かったことが大きなメリットと感じました。
実際に運用を開始してみて、オンライン参加者の同行を細かく分析できるのはもちろんですが、オフライン会場の来場者には参加登録時に発行されるQRコードを、再度紙面に印刷し各自に送付することで、招待状として活用することができたところも良かったポイントでした。
参加者がオンライン・オフラインどちらを選択しても、Eventoryでまとめて管理できるため、集客がスムーズに開始しやすかったです。
手厚いサポートが心強かった
ハイブリッドイベントでは、参加者の体験がオンラインとオフラインで異なり、両者が温度差を感じてしまうことなどが課題と言われますが、今回に関しては集客の入口を一つにしたことで個別のセッションという形ではなく、1つのイベントとして一体感が出せて良かったと思っています。
事前に社内で何度も操作性や機能を確認して当日を迎えたので、思いつく大きな問題はありませんでした。イベント運営全体を見ると不安要素もありましたが、その中でEventoryを使用した部分は安心材料となっていました。
全体を通して、インディヴィジョンのサポートがすごく手厚かったこともありがたかったです。
初めての機会で戸惑うことも多かったのですが、その度機能や操作、ワークフローについて手厚くフォローいただけましたし、当日もアドバイス対応いただけたので、混乱することなく進行できました。むしろEventoryを採用した最も良かった部分、一番の強みだと思いました。
今後の課題としては、スタッフの工数的に各セッションごとに細かくログやアンケートをとることができなかったため、今後は各セッションごとの参加者分析について検討していく必要があると感じています。また、参加者毎の属性やアクティビティを分析するだけでなく、登壇者へのフィードバックとしても活用していきたいと思います。