学会やオープンキャンパスのデジタル化。QRコードによる出席管理と参加証明書自動発行の導入ステップ
公開日:2026.07.10
最終更新日:2026.07.10

多くの人が集まる学会やオープンキャンパスなどの大規模な催し物において、当日のスムーズな運営は成功の鍵を握る重要な要素です。 しかし、受付やその後の事務手続きにおいて、イベント担当者のみなさんはこのような悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。
- 「受付で行列ができてしまい、開始時刻が遅れて参加者に迷惑をかけてしまった」
- 「紙の名簿を見ながら手作業で出席を確認しているため、記入漏れや読み間違いによる集計ミスがどうしても減らない」
- 「イベント終了後に、数百名分の参加証明書を名前の間違いがないように手作業で作成してメールで送る作業に、膨大な時間と労力がかかっている」
このような悩みは、紙ベースの管理から抜け出せない多くの現場で共通して見られる大きな課題です。
こうした非効率な運営を改善し、参加者の満足度を向上させるために、デジタル技術を活用したイベント管理システムの導入が非常に有効な手段となっています。 今回は、QRコードを用いた出席管理と、参加証明書の自動発行をスムーズに実現するための具体的な導入ステップについて詳しく解説します。
この記事のポイント
- ・課題:手作業による受付で混雑が発生し、イベント後の手動による参加証明書の発行業務が事務局の大きな負担になっている
- ・解決策:受付を瞬時に完了させるQRコードチェックイン機能と、条件を満たした参加者へメールを自動送信するイベント管理システムを導入する
- ・運用:参加者は手元のスマホをかざすだけで入場でき、退場時のデータを基にシステムが参加証明書を自動生成して即座に配信する効率的なフローを構築する
従来の受付業務が抱える問題点とデジタル化の背景
これまで多くの学会や学校行事では、事前に印刷した紙の参加者名簿を受付台に並べ、来場者の名前を一人ずつ確認しながらチェックを付ける方法が一般的でした。
しかし、この方法では来場者が集中する時間帯に応対が追いつかなくなり、受付に長い行列ができてしまいます。 また、イベントが終わった後も、誰が実際に参加したのかを把握するために紙の名簿をパソコンに手入力で打ち直す必要があり、二重の手間が発生していました。
最近議論されている論点は、こうしたアナログな運営を排除し、非接触かつリアルタイムで正確なデータを蓄積できる環境の構築です。 特にスマートフォンの普及に伴い、事前の登録から当日の入場管理、そして終了後のアフターフォローまでを一つのデジタルプラットフォームで繋ぐことが、これからのイベント管理ツールの標準となっています。
イベント管理システム「eventory」が解決する出席管理と参加証明書の自動発行
イベント管理ツールであるeventory(イベントリー)は、受付の混雑解消と事務作業の自動化を同時に実現し、イベント担当者の負担を劇的に軽減します。
従来の手法とeventoryを導入した後の運用の違いについて、具体的な比較を以下の表にまとめました。
| 業務フローや体験 | 導入前(従来の運営・Before) | 導入後(eventory活用・after) |
| 当日の受付業務 | 名簿を目視で確認するため時間がかかり、入り口で行列や混雑が発生する | スマホに表示されたQRコードを読み取るだけで、1秒でチェックインが完了する |
| 出席データの集計 | 紙のチェックリストをエクセルなどに手入力するため、転記ミスや時間のロスがある | チェックインと同時に出席データがシステムに反映され、リアルタイムで集計される |
| アンケートの回収 | 紙の用紙を配布・回収するため、未回収が多く集計にも膨大な時間がかかる | ログイン不要でアンケートに回答できるQRコードを提示し、回答率を大幅に向上させる |
| 参加証明書の発行 | 名前の誤字をチェックしながら個別にPDFを作成し、数日かけてメール送付する | イベント終了後、出席が確認された対象者へカスタマイズしたメールで自動配信される |
チェックイン・出席管理機能による混雑の解消
eventoryの「チェックイン・出席管理」機能を使えば、参加者が事前に受け取ったQRコードを受付の端末にかざすだけで入場手続きが完了します。 これにより、受付に人員を多く割く必要がなくなり、スムーズな入場動線を作ることができます。
カスタマイズしたメール配信による自動化の実現
イベントの出席ステータスと連動し、参加が確認された人に対してだけ、自動的にサンクスメールや参加証明書を添付したメールを送ることができます。 手作業による配信ミスが完全にゼロになり、イベント終了当日のスピーディーな対応が可能になります。
効率的なイベント運営を可能にする「eventory」の具体的な導入ステップ
eventoryを導入し、学会やオープンキャンパスをデジタル化するための手順は非常にシンプルです。
- ステップ1: 「イベントLP作成」と「登録フォーム」機能でWeb申し込みページを作成
- ステップ2: 参加者が登録すると、専用QRコード付きチケットが自動配信
- ステップ3: 当日、受付のスマホ/タブレットでQRコードを読み取り出席登録
- ステップ4: 終了後、ダッシュボードから参加証明書入りメールを自動一斉配信
この一連のステップを踏むことで、これまで数日から数週間かかっていた事務手続きが、イベント当日のうちにすべて完結するようになります。
事務局の作業時間を大幅に削減した実際の導入事例
ある大規模な学術集会において、出席管理と専門医の単位認定に関わる参加証明書の発行業務を効率化するため、eventoryが導入されました。 これまでは、約3,000名の参加者の受付を紙の名簿で行っていたため、毎朝30分以上の受付待機列が発生し、証明書の郵送作業には事務局スタッフが5名体制で2週間以上費やしていました。
eventoryを導入したところ、当日の受付はQRコードをかざすだけでスムーズに流れるようになり、行列は完全に解消されました。 さらに、来場した記録に基づき、イベント終了の1時間後には全員のマイページへ参加証明書が自動で反映されるシステムを構築。 結果として、事務局の事後作業にかかる時間は従来の90%以上削減され、紙の印刷代や郵送コストも一切不要になるという劇的な導入効果を達成しました。
よくある質問
Q:受付で使用する読み取り用の端末は、専用の機械を購入する必要がありますか?
A:いいえ、専用の機械は不要です。普段お使いのスマートフォンやタブレットに管理用のアプリを入れるだけで、内蔵カメラを高性能なQRコードリーダーとしてそのままご利用いただけます。
Q:オープンキャンパスなどで保護者と生徒が一緒に来場する場合、受付はどうなりますか?
A:同伴者登録の機能を使うことで、代表者の一つのQRコードで複数名分のチェックインをまとめて行うことができます。グループごとのスムーズな入場管理が可能です。
Q:イベントの途中で退場した人のデータを取ることは可能ですか?
A:はい、可能です。入場時だけでなく退場時にもQRコードをスキャンする運用の設計を行えば、実際の滞在時間をシステム上で正確に記録し、データ分析に役立てることができます。
Q:インターネットの接続が不安定な会場でも受付は作動しますか?
A:通信環境が一時的に不安定になった場合でも、データの同期タイミングを調整することで受付業務がストップしないような対策が施されています。事前に会場の電波状況を確認するサポートも行っております。
Q:参加証明書のデザインは自由にカスタマイズできますか?
A:はい、メールの文面や添付するファイルのフォーマットを自由に編集できます。学会のロゴマークを入れたり、参加者の氏名を自動で差し込んだりする設定も簡単に行えます。
まとめ: 学会やオープンキャンパスの効率化を叶える第一歩
QRコードによる出席管理と参加証明書の自動発行を導入することは、これからの学会やオープンキャンパスの運営において、事務局と参加者の双方に大きなメリットをもたらします。
eventoryを取り入れることで、当日の受付の混乱を防ぐだけでなく、イベント終了後に残されていた膨大な書類作業から完全に解放されます。
より新しく、より快適なイベントの開催に向けて、デジタル化の第一歩を踏み出してみませんか。
イベント管理の効率化と商談化率アップを同時に実現しませんか?


