導入事例 MasterControl 株式会社様 | 【公式】Eventory(イベントリー日本版)

導入事例 MasterControl 株式会社様

日米2拠点での同時中継と複数トラックの収録配信のハイブリッド、リアルイベントを疑似体験できるコミュニケーションを備えた、「新しいオンラインイベント」開催のかたち

同社が毎年開催している、顧客との情報交換やコミュニケーション、採用をご検討いただくための新たな情報の提供や導入事例のご紹介、業界のトレンド情報などを提供するイベント「Masters Forum」。
2019年まではリアルイベントとして開催していましたが、それ以降は、新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインイベント「Virtual Masters Forum」として開催をしております。今回、その運営・配信管理にEventoryをご活用いただきました。

Eventory採用のきっかけについて

リアルイベントで培ってきたお客様との「交流」をオンラインでも疑似体験してほしい

例年、米国本社のイベントチームと一緒に日本向けのイベント企画をしています。
米国本社のメンバーたちとの共通認識として、ただ配信して終わりではなく血の通ったイベントにするために、お手伝いいただくイベント運営プラットフォーム会社には、MasterControlプラットフォームを理解していただき、その上で、提供いただくツールが私たちの求めるニーズに合っているかの検討を進めたいと考えていました。そのため、英語、日本語両方の言語でコミュニケーションが取れること、企画、運営を進められることは大きなポイントでした。

また、2019年まではリアルイベントとして開催しており、参加されるお客様同士の交流の場として好評だったため、オンラインイベントでもできるだけ同様の体験ができる運用にしたいと考えていました。そのためEventoryの「1:1チャット機能」にも魅力を感じ、採用を決定しました。

今回のEventory活用の構成について

1:1チャットと視聴希望セッションを自由にセレクト

米国と日本の2拠点でのライブ配信、オンデマンドサービス、1:1チャット機能、チケット制の参加登録などを主に活用し、リアルタイムにご参加いただくバーチャルイベントを開催しました。
パートナー(代理店)それぞれの顧客層を把握するため、事前参加登録用にパートナーごとにコードを発行し分析に活用することができました。

当日のセッション内容は、午前中に米国本社と日本会場(収録会場)をリアルタイムにオンラインでつないだ配信イベント。午後からは事前に収録用意したウェビナー動画を、テーマごとに同時刻複数セッションでご用意し、参加者が自由に聴講するセッションを決めて、行き来できるスタイルとしました。
またイベント参加中、1:1チャット機能を使ったことにより、パートナー(代理店)営業担当者との商談、参加者同士のコミュニケーションや質疑応答の活性化に繋がりました。
限りなく「リアルイベント」体験に近づけるよう工夫を凝らした開催とすることができました。

オンラインで開催することのメリット、デメリット

オンライン開催は参加者の選択肢が広がる しかし開催にはより多くの準備が必要

今回オンラインイベントとして開催し、例年と比較して参加者の減少は見られませんでした。オンラインだったことで参加者の時間を有効活用できることはメリットと感じています。
また会場から遠方にいる方にとっては交通費や宿泊費を気にせず参加できるし、時間に制限がある方でも行き来に工数を割かれないため、気になるウェビナーセッションのみの参加が可能となります。参加者側の選択肢が広がり、より多くの参加者が見込めるのが大きな利点です。

しかしながら、運営側のマネージメントをしっかり行わないと時間が足りなくなってしまうという留意点もあります。
たとえば録画の場合、ウェビナーの本数分の事前収録が必要となり、数カ所で収録が必要な場合はその都度会場や機材確保など予算の獲得が必要となります。

事前にサポートをお願いできる外部委託業者との連携や録画後の編集なども含めどこまで社内でやるのか、外部に依頼するのかをしっかり設計しておくことが必要で、今回とても重要と感じた点です。
リアルに開催した際の顧客とのコミュニケーションの熱量とオンライン開催のメリットと両方の利点があると感じており、コロナ禍の影響もあり今回は完全オンライン開催となったが、今後は状況が改善し次第、徐々にリアルでの体験とのハイブリッドなど新たな手法を検討していこうと考えています。

Eventoryを導入してよかったこと

ひとつのプラットフォーム上でできる範囲が広いこと 違う顧客向けのセッションを同一アカウントで実施できたこと

他社サービスに比べて、プラットフォーム上でできる範囲が多く、一つのプラットフォームで、参加登録、チャットなどの交流、録画ウェビナーの配信、ライブセッションの視聴など、ほぼ全てができるのはとても大きなメリットです。
日本国内の運営会社では、直接英語での商談対応ができる会社が少なかったため、複数言語で対応が可能だった点も良かったです。

今回、午前は既存顧客のみ、午後は既存顧客を含めた検討段階の方の参加も受け付けていた。午前のセッションと午後のセッションと参加者区分の違うセッションを一つのイベントで実施できたので、参加者側の混乱がなく、とても良いサービスだと思いました。

また、参加者の行動データの分析サービスについて、非常に細かくデータを取得することができ、細分化したいクライアントにとって利便性の高いサービスだと思います。さらに、管理画面のダッシュボードで確認できる情報がより充実すると、その都度、運営側が柔軟に対応しやすくなると思うので、今後に期待したいです。

<日本事業(Eventory Japan)について>

事業会社:株式会社インディヴィジョン

代 表 者:代表取締役社長 花崎 茂晴

所 在 地:106-0047 東京都港区南麻布3丁目-20-1, Daiwa麻布テラス 5F

設立:2020年4月13日

URL:https://www.indivision.io/

<Eventory (イベントリー) 日本版とは>

Eventory  (イベントリー) は、オンライン・オフラインを問わず、イベントの企画・開催・分析とフォローアップ(CRM)を一つのプラットフォームで管理できる「Attendee Engagement Platform (AEP) 」としてサブスクリプション型で提供、ヨーロッパ各国で多くの企業、イベント主催者に利用されています。参加者とのリアルタイムかつ双方向なコミュニケーションをとりながらイベントを開催し、イベント終了後きめ細かいフォローアップをすることが可能な、参加者のエンゲージメントを高めるクラウドサービスです。

Eventory (イベントリー) 日本版は、日本語ローカライズだけでなく、日本のイベント運営者、管理者が抱える課題を解決するためのオリジナルの機能を搭載。オプション設定なし、サブスクリプションモデルですべての機能を利用可能、発券手数料無料(決済事業者手数料別)でコストをかけず有料イベントを運営することが可能です。

また、高セキュリティ基準、欧州GDPR(EU一般データ保護規則)準拠の厳格な個人情報保護のセキュリティ基準をクリアし、社内研修や採用面接、株主総会などにも安心して活用いただけます。

Eventory platform in Japanese
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