導入事例 ライズ・コンサルティング・グループ様
「メタバースが作り出す未来のフレームワーク」
イベント運営ツールからのシームレスなメタバース空間への誘導。
今回は株式会社ライズ・コンサルティング・グループ様(東京都港区)の導入事例をご紹介します。メタバースが作り出す未来のフレームワーク」と題したイベントの開催にEventoryをご活用いただきました。
なぜEventoryを選んだか
イベント運営に活用できるツールを導入したいと考えていたとき、かかわりのある企業様からEventoryをご紹介いただきました。
Eventoryの考え方は、私たちがやりたいと考える「顧客に実効性のあるデータを生かした施策提案」に近いと感じました。他社のツールと比較したとき、主催者と視聴者の間に双方向性のある環境が作れることが大きなメリットだと思いました。例えば、メールは参加者全員へ一斉に送信するだけでなく、グループカテゴリーごとに送信することができるので、録画履歴や参加者の動向を確認したうえで、より響くアプローチを細かく行っていくことができます。また、音声や画像のクオリティと解像度が高く、質の良いセッションを提供できることも良いポイントでした。
このように、イベントを開催するだけではなく、視聴者に関する様々なデータをマーケティングに活用できるところに大きな魅力を感じました。
イベントの内容と使用してみた感想
本イベントは、私たちがメタバース領域に力を入れて取り組んでいるということの認知拡大と、少しでも多くの方にメタバースの世界への理解を深めてもらうことを目的として開催しました。
今回、イベント運営ツールとメタバースコミュニケーションツールとの連携という複数のツールを組み合わせてイベントを開催するという新しい取り組みをおこないました。Eventoryだけではなく別のツールからも参加できるという仕組みは大変珍しいと感じました。当社はメタバースの意義を「物理的には離れているのに近く感じ、同じ空間の中で一緒に過ごしているかのような気分になれる」ことだと考えています。今回のイベントを通じて、参加者の方にもメタバースの意義を体験していただけたと思います。
操作に慣れていない部分もありましたが、Eventoryのテクニカルサポートチームに細かく設定方法や操作方法などの質問や相談に並走して対応してもらえたので安心感がありました。イベント終了後、参加者の属性や行動のデータをもとに、アフターイベントレポートを案内しました。滞在時間を見るだけでも、参加者がイベントへどれくらい興味持っているのかが把握できますし、このデータを有効に活用できれば、スムーズなマーケティング活動につながるのではと期待しています。
一方で、当初はアンケートの回答結果をもとにした満足度調査と、参加者の動向把握を行いたいと考えていましたが、想定していたほどの回答数は得られませんでした。今後はアンケート回答後にインセンティブを送ったり、アカウントの登録メールアドレスを会社のアドレスにしてもらうように勧めたりといった細かい工夫を行っていきたいですね。さらに、チャットツールを活用した相互コミュニケーションを活発に行っていきたいと考えています。
今後の展望
社内研修や会議において、誰がどのタイミングで参加したのかを確認するため、Eventoryを活用したいと考えています。一方で、社員の行動を記録することであらぬ誤解を招いてしまわないよう、きちんと理解を得た上でどう活用できるのかをこれから模索していきます。
メタバース空間であれば、オンラインでも対面しているかのようにリアルな体験を提供できると思います。当社に限らず、様々な企業様にもぜひ活用していただきたいですね。