イベントテック
「イベントテック」は、イベント産業におけるテクノロジー(技術)の活用を指す言葉です。イベントテックは、イベントの計画、運営、実施、分析など、さまざまな段階でテクノロジーを活用して効率化や革新を図ることを目指します。これにより、イベントの品質向上や参加者のエンゲージメント向上が図られることがあります。
オールインワンイベント管理ツール「Eventory(イベントリー)」の掲げるイベントテックとしては、以下のようなものがあります:
1.オンライン登録・チケット販売プラットフォーム: イベントへの参加者登録やチケットの販売をオンラインで行うためのプラットフォーム。参加者は自身の情報を入力し、支払いを行い、電子チケット(QRコード)を受け取ることができます。
2.イベントアプリ: 参加者がイベントに関する情報を簡単にアクセスできるアプリ。スケジュール、講演者情報、地図、ネットワーキング機能などを提供し、参加者同士のコミュニケーションを支援します。
3.バーチャル・ハイブリッドイベントプラットフォーム: オンラインでのイベント開催を可能にするプラットフォーム。バーチャル現実(VR)やウェブキャスト技術を活用して、遠隔地からでもイベントに参加できるようにします。また、オンオフ同時開催のハイブリッドイベント、多言語機能も搭載しています。
4.参加者エンゲージメントツール: 投票やアンケート、ライブクイズなどを通じて、参加者との対話やエンゲージメントを高めるツール。リアルタイムのフィードバックを得ることができます。
5.ビッグデータ分析: イベントのデータを収集し、分析することで参加者の動向や興味を把握し、将来のイベント計画に役立てることができます。
6.参加者の動線やセッション参加履歴を追跡し、イベントの改善に役立てることができます。
イベントテックは、イベントの効率性や体験向上を追求する一方で、セキュリティやプライバシーの懸念も考慮する必要があります。Eventoryは日本よりも厳しいヨーロッパのセキュリティ基準をクリアしており、安心・安全にご利用いただけます。
イベントレポート!【週刊BCN主催オンラインセミナー】高度化するDX時代の「イベントテック」~オンラインで実りあるイベントは実現できるのか~
単なるイベントのオンライン化、つまり従来のリアルなイベントの内容をオンラインで配信するだけでは、期待したような効果が得られないことは、共通認識されている課題です。 多くのオンラインイベントは(発信者からの)一方通行の情報提供に陥りがちで、参加者は一定数集まるものの、その先の人脈形成や質のいいリードに繋がっていかないという課題を抱えています。また参加者も気軽に質問することが難しく、イベントへの没入感が失われてしまいがちで、結果として「ためになった感がないセミナーにたくさん参加している」という印象だけが残る傾向にあります。
2021年10月20日